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2005年7月14日 (木)

孤悲

万葉の昔 「恋」を「孤悲」と書いていました

ひとり(孤)さみしく あなたを想う 悲しい気持ちです

恋をして わたしを想ってくれる人と出会い さみしさなんてなくなるはず
なのに ますます さみしく 悲しく想う
孤悲の気持ちがわたしを覆う

いつも いつまでも 一緒に居たい
ひとり 悲しい想いが 切なくて

気持ちがあたたかくなるときもあれば
さみしくて 悲しいときもある
どちらも「孤悲」

うれしい 腹が立つ かなしい 楽しい
好き 嫌い 愛しい 憎い

感情はさまざまな想いがごちゃ混ぜになっている
孤悲をして、うれしくて 悲しくて 楽しくて 愛しくて だけど憎いことも
腹が立って、嫌いで 憎くて うざくて だけど愛しい

ひとつの感情に ひとつの性格だけならどんなに気持ちが楽だろう
ひとつの感情に さまざまな想いが同居している だからいつまでも悩んでしまう

でも、
ひとつの感情に ひとつの性格だけならば、
 人は誰とも生きてはいけない
  誰かと居てうれしくても、うれしさは続かない
  腹が立って人を遠ざけて、気付いたらひとりぼっち 
  哀しさがわたしを覆った後
  楽しくない現実に出会う

ひとつの感情に さまざまな想いが同居している 
 だから人は誰かと生きていける
  誰かと居てうれしくて、腹が立って、哀しくて、でも楽しくて、
  憎さの中に愛があり 愛の中に憎さがある
  優しさの中に憂いがあり 憂いの中に優しさがある
  濁った心に清流が流れ 清流の中に濁りは取り込まれる
 
さまざまな感情があるようだけれど 実は感情ってひとつだけ
ひとつだけの感情に さまざまな想いが詰まってる

孤悲しい…
「悲」という字は、心を両手で引き裂いている様を表わしています
うれしさも かなしさも 心引き裂かれるほどの 想いの 表われ

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コメント

かつさん、すごすぎます。そう!そういうこと!!!
ひとつの感情にいろんな想いが詰まっている。
嬉しいけど悲しくて、憎たらしいけど恋しくて。。。
いろんなものを持ち合わせているから、
「私」という人間が生かされているんですよね。

それにしても『孤悲』とは…。すごい表し方ですね。
相手を感じるからこそ、
「ひとりかなしむ」といったところなのでしょうか。
一見、寂しい時は独りのように感じますが、
相手がいるからこそ、『孤悲』が成立するんですね。
誰かと生きているから、『孤悲』という想いが生まれるんですね。

感動の嵐でした^^;

スキン変えたんですね^^
夏を先取り。爽やかな気分になれます。

私も夏を楽しみにしようっと^^
夏が短いから、したいことがいっぱいあるんですよ~。

☆りるさん こんばんは
そんなに感動されると、恐縮です。でも嬉しい♪
私も「孤悲」という表記を知ったときは感動しました。
深~いですねぇ。

スキン変えました
夏っぽいのもいいかな、と。
でも、寺っぽくなくなってしまいました^^


初めまして。
ふと見たNHKの番組で,日本の人は『恋愛』は『孤悲』と書いていたんだと知り,ますます興味を持ちました。
この内容でブログを書きたいと思ったのですが
色々と聞き逃したので,調べていたところ
あなた様のサイトにたどり着きました。

日本には古来より素晴らしい物があり,それはどれも
日本に生きる人に寄り添っている物なのに
欧米から来た物にかき消されていくのは,とても悲しいです。

長文になり申し訳ありません。

☆美丘さんへ
コメントありがとうございます。
私も、「日本の人は『恋愛』は『孤悲』と書いていた」ことを知ったとき、すばらしい感覚だなぁと感動しました。そのときの受け止めを、ブログに書きました。
コメントいただいたおかげで読み返し、私も再び感動に出会えました。ありがとうございます。

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